海石榴 菊月 宿泊記

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今回は、湯河原にある海石榴に宿泊してきました。

海石榴は本館に24部屋、迎賓館に5部屋と少ない客室の旅館です。

湯河原駅から車で10分ほどの奥湯河原に位置し、まるで森の中にいるかのような空間が広がります。

少ない客室という点から、他の宿泊客とすれ違うことも少なかったです。

まずは出発から。

仕事終わりのお昼から向かいました。

横浜からJR東海道線で湯河原駅へ。

グリーン車でゆっくり行こうかなと思い、乗車直前にグリーン券を購入しました。

グリーン券は乗車賃とは別に1000円でした。

車内でも購入することは可能ですが、駅で購入するよりも割高になるので駅で購入しました。

私は券売機の切符購入機で切符としてグリーン券を発券しましたが、私は券売機の切符購入機で切符としてグリーン券を発券しましたが、

このホームにあるこのグリーン発券機でも購入することができます。こちらは交通系ICカードに情報を入れるタイプでApple Watchの方にも対応してくれるタイプの機械でした。

ICカードに情報を入れた方はグリーン席に座ったところで頭上のセンサーにカードをタッチして情報を入れます。

切符の方は駅員さんからのお声がけがあります。(私の時はたまたまお声がけはありませんでした)

席は隣には人はいないくらいの混み具合で平日のお昼にしては少し混んでいたかなといった印象でした。

だいたい1時間ほどで湯河原に到着。

こんな手湯なんてものまであって温泉地に来たな〜と実感。

家族が車で来ていたので迎えに来てもらい宿へ。途中に2件ほどドラッグストアがあったので何か忘れ物などがあった時はそちらでお買い物ができるかなと思います。

宿に着くと係の方がお出迎えしてくださいました。

先に家族がついていましたが、私にとお抹茶とお菓子を頂きました。

ここで頂いたお菓子は売店で購入可能でした。

ロビーにはお魚が泳ぐ池が目の前に広がり、

机の上には夜の追加の有料メニューやスパの案内が置いてありました。

チェックイン時にメニューの追加ができるそうです。

ハンドジェルがロクシタンでした。布にも海石榴の刺繍があり高級感があります。

ロビーからは受付、玄関が広がり、

数段階段を上がると売店もあります。

営業時間は注意が必要です。

8時-12時、14時-21時になります。

トマトジュース、野菜ジュースは人気だそうです。

一本ずつのセットがあったのでこのタイミングで購入しました。

トマトジュースはオリーブオイルを入れても楽しめるというポップがあり、どういうこと〜と思ったらその言葉通り甘くなくどちらかというとスープの素として使えるくらいトマトそのもののお味でした。

こちらのやさいジュースは朝ご飯の時にいただくことができます。甘さがしつこくなくスッキリ頂ける朝にぴったりのお味でした。

お土産も含めてこちらを購入です

予約のできる商品もあります。

お宿で頂いた味をお家に持って帰ることができるのは嬉しいですよね!

そして廊下を進んでいくと

所々にはツバキ柄でカバーされた消火器が。細かいところにもツバキがあると嬉しくなります。

そしてそんな廊下を進んでいくと今回泊まるお部屋が。

海石榴は各お部屋につばきの名前がついていおり、

今回泊まるお部屋の名前は菊月というお名前でした。

それではお部屋紹介です。

入ってすぐ左手に冷蔵庫と休憩スペースのベンチとテーブルがあります。

冷蔵庫の中身は全て無料です。

中にはお水、お茶、ビールが人数分入っています。お酒が飲めないことを伝えると

ビールをジュースに変えてくださいました。海石榴のみかんジュース!!これは嬉しい、、、

冷蔵庫の上にはコップや栓抜きがあるのでビールなどを飲む方はこの場ですぐに飲むことができます。

鍵おきの棚の下には隠れていますがお茶セットも置いてありました。

そして玄関入って右に行くと玄関です。

右手にはお手洗いです。(写ってなくて申し訳ないです。)なんと隣り合って2つあります。トイレが隣あった珍しい造りでした。

その奥には2つの洗面台のある脱衣所があります。

アメニティもたくさんありました。フルボトルである珍しいタイプ。

スチーマーまで、、、!!

その奥は内風呂です。

この内風呂、、、少し年季を感じてしまって、、、。今回は使用しませんでした。

気を取り直して室内へ。

玄関を入り、左に曲がると

左手には浴衣などが入った押入れがあり

たくさんのハンガー

消臭スプレーもあります。

まっすぐ進むと

このスペースの名前はなんでしょうか。机と椅子です。笑

ここで新聞を読んだり、、のスペースですかね。

そして寝室です。

ベッド2台、テレビ、そしてマッサージチェアのあるお部屋です。

居間はこんな感じです。

窓が二箇所あるほど大きなお部屋で

窓からはお庭

池の2種類の景色を楽しむことができました。

お庭の池にこんなにもお魚がいるなんてなんとも風情ある景色です。

お茶のセットがあったり、

このコーヒーは

売店でも販売していた海石榴オリジナルのものでした。

ガイドがあったり

机の上にはタブレットがあり

そこからアメニティなどを見ることもできました。

ハイテクですね〜!

今回、シャンプー、トリートメント、ボディソープの3つを以下のブランドから選ぶことができました。

ロクシタン、タイヴ、アロマセラピー、カルトゥージャ、パンピューリ、オムニサンス

これにはびっくり、、、嬉しいサプライズでした。

私たちはこれを選びました。

玄関に再び戻り奥へと進んでいくと、露天風呂につながる脱衣所です。

こちら、注意なのですが、

このように脱衣所にいる人影が見えてしまいます、、、(写真は私たちの部屋を撮影しています)

外から少し見えてしまうので夜に利用される時は電気を消してから利用された方がいいと思います。

脱衣所はこのような感じでした。

そこから進んでいくと、お待ちかねの露天風呂です

露天風呂には洗い場もあり、

とても快適に過ごすことができました。

少し涼しくなった気温も相まってとても気持ちの良いお風呂でした。

ご飯まで少し時間があったので館内を見学しにいきました。

全室ラウンジがついており、ラウンジに行ってみることに。

ラウンジは本当におまけでついているというくらいの感覚でいた方がいいかなと思いました。

お酒、おつまみ、コーヒー、紅茶、ジュース、アイスクリーム(ハーゲンダッツ!!!)

アイスはお風呂上がりに食べたいな〜と思いましたが、ラウンジの開放時間は大変短く残念、、、。

私はこちらの自家製ジュースを頂きました。

フルーツの甘さがたっぷりの美味しいジュースでした。

コーヒーは、あまり、、、美味しくなかった、、かな、、、。

気を取り直して!

そして、お次は大浴場です。

大浴場までは長い廊下を進んでいきます

大浴場の入り口です。

中は時間帯や問題もあり誰もいらっしゃらず貸切状態でした。

この時はご飯の前でしたが、夜ご飯後に行っても他の宿泊客の方はいらっしゃいませんでした。

脱衣所は洗面ルーム

個室のドレッサー

がそれぞれある贅沢な作りになっており、

困ることのないほどのタオルがあるので手ぶらで来ても問題ありません。

貴重品が入るくらいの小さめのロッカーもあるのでお部屋の鍵などはこちらで管理もできます。

そしてお風呂は大きな内風呂と露天風呂、そしてサウナがあります。

ウォーターサーバーもあるのでサウナ上がりの水分補給もすぐにできます。

私たちのお部屋にはアメニティ内にコットンがなかったのですが、こちらのドレッサーのアメニティの中にはコットンがあったので、コットンが必要な方はご注意ください。

そしてお部屋に戻ってきまして

お待ちかねのご飯タイムです。

私たちは追加で松茸の土瓶蒸しとノンアルコールペアリングを注文しました。

松茸の土瓶蒸しはチェックイン時に、ノンアルコールペアリングはお部屋から電話で注文をしました。どちらもチェックイン時に注文できると思うのでスタッフの方に聞いてみてください。

ペアリング

北海道 仁木町 NIKI Hillsヴィレッジバッカス

まず食前酒

(私たちはノンアルコールでオレンジジュース)

前菜

新銀杏串、カマス寿司、富士山サーモン昆布〆と蓮根のキンピラ、生ハム貝割れ巻、柿とシャインマスカットの白和え、ずわい蟹香味漬け、煮鮎、木の子と法蓮草のお浸し

温物

青森県産赤甘鯛生湯葉蒸し

椀物

菊花椀 兵庫県産なごり鱧の葛打ち

ここでペアリング

フランス ヴィンテンス シャルドネ

造り

本マグロ、ボタン海老、太刀魚焼霜、アオリイカ、クエ

手前にあるタレは右から自家製土佐醤油、煎り酒(お酒が飲めない私たちはお酢に変更になっていました)、白ポン酢となっていました。

メニューにはありませんでしたが、季節のお届けものとしてさつまいもご飯を頂きました。

土瓶蒸し

ここでペアリング

フランス アランミリア カベルネソーヴィニヨン

強肴

山形県産 米沢牛鍋 西京味噌仕立て〜季節の野菜と共に辛味噌と山椒を添えて〜

これが本当に美味しくて美味しくて、、

この西京味噌のお鍋が美味しくて、西京味噌の甘味がありつつ甘すぎないお味が絶妙で、、、この旅で一番美味しかったお料理でした。

追肴

山梨県産 信玄鶏と里芋の炊合せ

止椀 なめこと葱の赤出汁

香の物 登別藤崎わさび園のわさび昆布、自家製香の物(白菜漬、かぶの韓国風浅漬け、胡瓜の糖漬、辛子茄子)

御飯 ゆめぴりかの釜炊きご飯

ペアリング

フランス アルカン アランミリア 葡萄畑のピーチネクターソーダ

デザート

自家製チーズケーキ、フルーツソース2種類を添えて さつまいもアイス 巨峰 足柄茶の水羊羹

以上になります。

ペアリングが本当に考え抜かれていて、

私はお酒が飲めないのでペアリングは初体験だったのですが、初めは甘さのあるものから始まり、お魚に合う、お肉に合うと変わっていくドリンクに毎回感動してしまいました。

その中でもはじめの一杯のこちらはまた飲みたいと思うくらい美味しかったです。甘さがありつつもすっきりとしていてお気に入りでした。

デザートのチーズケーキについていた自家製のベリーソースは酸味が効いていてとても美味しかったです。

一休の予約特典でフルーツ盛りをいただきました。

流石にお腹がいっぱいだったのでラップをかけたままにしていただき冷蔵庫に一度置かせてもらいました。

(お風呂上がりに食べる冷たいフルーツは格別でした、、、)

3人での滞在でしたので1人分のお布団を敷いていただくことになりました。

居間に敷くか寝室に敷くか選べましたが、居間に敷いてもらうことにしました。

ご飯の後に敷いてもらうことになりましたが、机は特に移動せずに敷いてもらえるので

お布団を敷いてもらった後でも机でゆっくりすることもできました。

お風呂に入り、ゆったりしていたらいつの間にか朝に。

私たちは8時30分に朝食をお願いしました。(8時と選べたかな、、その時のお客さんとの兼ね合いもあるかもしれないので気になる方は事前にスタッフの方に聞いてみてください)

8時ごろにお布団上げをしに来てくださり、

8時30分には食べ始められるように用意してくださいました。(私はその間爆睡でしたが、、、)

旅館での朝ごはんってどうしてこんなにも素敵なんでしょうか。

朝ごはんの献立はこちら

野口ファームジュース

本マグロ旨煮、とろろ芋、釜揚げしらす、サザエわさび漬け、海苔佃煮、牛肉しぐれ煮、梅干し、柚子大根、しば漬け、炙り明太子、小松菜おひたし、烏賊塩辛

鯛のお造り、あぶらカレイの西京焼き、出汁巻き玉子、鶏の餡かけ京がんもの含め煮、舞茸あおさのり葱巻麩の汁物、のぐち北湯沢ファームの大豆を使った納豆、北海道米ふっくりんこの釜炊き、フルーツ盛り合わせのレモンジュレ掛け

朝から素晴らしいラインナップ。そして前日の夜ご飯からも感じられる通りたくさんの食器を使って目からも美味しさが伝わります。

朝は前述した通り、売店での販売もある野菜ジュースをいただけます。さっぱりとしたお味なので朝にもってこいの一杯でした。

このらっきょうが本当に美味しくて

甘いらっきょうが紫蘇に包まれていてご飯のお供に、お口直しにぴったりの一品で今でも忘れられません。また食べたい、、、

朝ごはんからデザートまでいただいて

ご飯は終了。

スタッフの方から、ラウンジでコーヒー紅茶のサービスがあるのでそちらもよかったらとお声がけを頂きましたが、お部屋にも朝食の時にいただいていたお茶も残して頂けていたので、今回はお部屋でゆっくりさせて頂くことにしました。

ここで館内着についてのご紹介。

館内着は3タイプとローブがありました。

こちらのワンピーススタイルのパジャマで寝ていたのでシワシワ状態で申し訳ないです、、笑

チェックアウトが12時なのでここからゆっくりお風呂に入ったり、準備をできるのが嬉しかったです。私はもう一度お部屋の露天風呂に入り二度寝をしてゆっくりと準備をしました。

そして悲しい悲しいチェックアウトの時間。

フロントに連絡をすれば荷物を持って行って下さいますが、私たちは自分たちで持って行った方が早いねということでそのままチェックインをしたロビーへ。

この後、箱根の方に観光に行く予定があったので、スタッフの方に丁寧に道などを教えて頂きました。(今はツバキロードが2年ほど前から土砂崩れの影響で封鎖中とのこと)

そして無事にチェックアウトを終えてお宿ともお別れ。

箱根へ向かいます。

箱根観光については次の記事にて。

今回泊まったお宿、海石榴

おこもり旅館、女性に優しいという言葉がぴったりのお宿かなと感じました。

選べるアメニティ、ダブルボウルにスチーマーまで置いてある洗面台、大浴場の個室ドレッサーなどなど女性が喜ぶところを突いてくるな〜という印象を受けました。

またお部屋が広く、お部屋に露天風呂やマッサージ機があり、お食事もお部屋でいただけると言ったところからお部屋から出ることなく楽しめる旅館だなと思いました。

特に、季節に合わせた具材をふんだんに使ったお食事は別の季節にも遊びに来たいと思わせる要因の一つでした。

また宿泊できることを祈って。

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